ポールセンローズの商品コンセプト

商品コンセプト

1998年ポールセンローズと出会いました。

ポールセンローズはインドアポットローズのマーケットでは、欧米を中心に世界シェア60%以上を持つ実績と130年以上の歴史と信頼を持つブランドのバラです。アウトドアポットローズのマーケットにおいても、鉢植え用ガーデンローズ世界シェア25%以上という実績のバラです。世界No.1のポールセンローズの日本での普及という大役を、私たちに任せていただいたことに感謝し、その使命を実現するため、日々努力しております。

ポールセンローズは花持ちの良さ、室内でつぼみが咲き鑑賞できる耐陰性、環境変化に強いという特性があります。今、日本のバラのシーズンといえば春ですが、ポールセンローズの特性を活かして、秋や冬でも室内でバラを楽しんでもらえるように夏期以外の周年生産をしております。そして日本中で、春以外の季節もポットローズを身近でお手軽に感じてもらい室内で楽しむ日々を待ち望んでいます。

そのために私たちは、高品質商品の生産を第一にポールセンローズの良さ、楽しみ方をお伝えし、いろいろなイベント時やギフトとして、大切な人へ贈りたいと思える、自分で買って楽しみたいと思える商品開発を進めていきます。そしてポールセンローズで感動と安らぎを与え、ポールセンローズのファンになっていただけるよう日々努力してまいります。

ポールセンローズとは

Poulsen Roser A/S デンマークにあるバラの育種130年近くの歴史と信頼のあるトップメーカーです。

バラは庭などに地植えするものだったのを、ポットでもバラを楽しむことができるようにと、1970年代後半ポットローズの育種に初めて成功したのがPoulsen Roser A/S社のPernille & Mogens N. Olesen社長夫妻です。現在ではインドアポットローズ、アウトドアポットローズ合わせて15シリーズがPoulsen Rosesとして世界中で生産され世界中のコンテストでもPoulsen Rosesは評価されています。

日本では

日本ではブロメリア・ギフが唯一の自己増殖許可認定生産農場です。

2007年現在、インドアポットローズのパレード(PARADE)シリーズ13品種、パティオヒット(PATIOHIT)シリーズ6品種、パレス(PALACE)シリーズ3品種、アウトドアポットローズのタウニー&カントリー(TOWNE&COUNTRY)シリーズ7品種の生産をしています。お客様に魅力ある、バラを常に提供していくため、毎年2〜5品種デビューさせています。

培土、鉢などの生産資材もPoulsen Roser A/S社が奨励するものをヨーロッパより輸入し品質を保ちます。

品質管理

春と秋の年2回のPoulsen Roser A/S社主催のグループ研修が行われ、環境にやさしい栽培技術や効率化された生産方法、新品種の紹介などをデンマークのOve Nielsen※やオランダのNOLINAなど、ヨーロッパの認定農場で研修が行われます。

※Ove Nielsen・・・ポットローズの生産量世界一、年間約2,000万ポットを生産

年に1回、Poulsen Roser A/S社の社長がブロメリア・ギフの農場を訪れ、技術指導、施設、マーケティングのアドバイスなど直接指導を受け、品質の向上に力を入れています。

育種

Poulsen Roser A/S社は育種専門の会社で常時30名ほどの専任スタッフが育種をしています。数週間にわたり、週各15,000の交配をさせ、その中から1シーズン70,000の種を選びその中から2,000の品種が選ばれた後、デンマークでの3年間の屋外試験が始まります。

アウトドアポットローズ試験 まずデンマークで3年間の屋外試験を行います。この期間は無消毒で試験をします。そうすることでまず病害虫に強いものが100種選ばれ、イギリス、フランス、オレゴン(アメリカ)のPoulsen Roser A/S社の試験農場で商品化されたバラたちと同じ生産環境で試験を続けます。8年後3−5品種を選抜し、それぞれの特徴からシリーズ分けをして商品化され世界中の認定生産者の下で生産、販売されます。

インドアポットローズ試験 アウトドアポットローズと同じようにデンマークで3年間の無消毒屋外試験を行います。その後近代的温室の生産設備を利用しての量産試験が行われます。計4年の試験を経て毎年各シリーズ2-5品種がデンマークでデビューします。その後世界中の認定生産者の下で生産がスタートします。

日本には、こちらの風土に適合しやすい品種を導入し、1年間ブロメリア・ギフの農場で試験をして本当に日本に合った品種のみを新品種として生産、販売のスタートをします。

環境

少しでも環境に配慮した生産をするために水遣りはムービングベンチを利用したエブ&フローシステムを採用しており、液肥はすべて農場内のタンクに戻り、リサイクルして再び利用します。そうする事により周囲へ化学肥料の入った液肥が排水されることはありません。また農薬散布もなるべく行わないために、まず病害虫の発生がしにくい環境をつくることに力を入れています。

ポールセンローズの特長

花持ちの良さ・・・品種改良においても一番重要視され、どんなに花色や花型、香りがよくても花持ちが良くなければ、商品化されません。パレード(PARADE)シリーズで約2〜3週間、パティオヒット(PATIOHIT)シリーズで約3〜4週間、花を楽しむことができる「LONG LIFE ROSES」です。

耐病性・・・他社のポットローズ、ガーデンローズと比べても、病気や害虫に強く管理がしやすいです。

耐陰性・・・パレード・パティオヒット・パレスシリーズは少ない光でも十分に花を咲かせることができるので室内での管理も非常に容易です。欧米ではインドアでの用途が定着しています。

耐久性・・・デンマークでは隔週で輸送シミュレーション試験が年間通して行われています。4日間トラックの荷台の環境に合わせ暗がりで放置しておき、その後のパフォーマンスを見るという試験もクリアしてきている品種たちですので輸送などのショックにも耐久性があります。